2018年も「中山大障害」へ!やっと指定席予約が取れた

2017年12月23日、生まれて初めて競馬場へ行きました。今でもその日のことは色鮮やかに覚えています。なぜなら、オジュウチョウサンとアップトゥデイトが時代にも記憶にも残る「名勝負」を繰り広げた日だからです。

中山競馬場 中山大障害 2017年12月23日
2017年の中山大障害 指定席から撮影したオジュウチョウサン・アップトゥデイトのレコード記録

あの感動をもう一度、もう一度「中山大障害」を見たい!

その思いから、2018年も中山大障害を現地で見たい…、その一心で、指定席予約の受付開始日である12月5日から必死に席予約を試みていました(JRAカードによる指定席予約です)。

が、待てど暮らせど、席が取れない!(号泣)

中山グランドジャンプの際はすんなりとログイン、席を指定できたものの、今回は中山大障害…決して簡単には取れないだろう、と万全の体制で臨み、予約受付開始時刻である12時半にPC画面前にスタンバイしていたにもかかわらず、まったくログインできず。

ログインできたのは12時50分過ぎごろで、もはや時すでに遅し。残っているのは車椅子指定席のみでした。

もう仕方ない、当日は中央門に並んで指定席予約券をもらうぞ、そうするしかない…年のせいか立ちっぱなしは足腰に響くから…なんとか必ず座れる席がないと困るから…百パーセントの心身で応援するには指定席がどうしても必要だから…

…(諦めきれずキャンセルチェック…ポチッ…)やっぱり今日もキャンセルはない…。トホホ…。やっぱりだめか…

しかし!

本日、なんと、たまたまキャンセル?の出た席を発見…!

光の速さで「仮おさえ」→「購入」…

取れた…!(大歓喜)

諦めたらそこで試合終了…まさにその格言を体現した出来事でした。無事、2018年の中山大障害開催日の指定席をゲットできました…。涙

JRA指定席の予約、どうやっておさえるか?

今回の件で思ったのは、先着順の指定席予約で席を確保できなかった場合は、とにかくキャンセル待ちをチェックするのが必要だということ。指定席は開催週の月曜日の午前まででしたらキャンセル料がかからないので、その日までにはキャンセルされる方がポツポツ、出るのだと思います。

キャンセルについて
ご利用日の直前の月曜日11:30以降のキャンセル及び人数の減は、席料の20%のキャンセル料が発生します。
※ご利用日前日の17:00以降は席のキャンセル・人数の減はできません。

http://www.jra.go.jp/card/about/nagare.html 入会から指定席確保までの流れ JRA

暇があればポチッ、何かのタイミングでポチッ…。空いている席を見つけたら、すぐさま「仮押さえ」です。それでも、残念ながら当日までに指定席を確保できなかった場合は、やはり当日発売分の指定席を購入するほかありません。

JRA当日予約席、何時に行けば「必ず」取れるのか?

結論からすると、この時間に行けば必ず当日発売分の指定席を確保できる、という時間はないようです。JRAも、中山競馬場に関する公式Q&Aで「朝早くから並ばないと指定席は買えないのでしょうか?」との問いに、「当日行われるレースや天気等によって満席時刻は異なります。」と回答しています。

まぁ、そりゃそうだろうとしか言えないですよね…。

ただし、参考になるものとして、JRAは各競馬場ごとにQ&Aで「2017年当日発売指定席満席時刻」を記したPDFを提供しているので、こういった公式情報などを活用し、並ぶ時刻作戦を立てておきたいところです(Q&Aも競馬場ごとに用意されているので、参照される際は注意が必要です)。

そのほか、Twitter、Instagramでハッシュタグ・キーワード検索を活用し、何時頃にどういった反応があったも調査しておきたいところ。

たとえば、2017年の中山大障害当日のTwitterを見てみると、「去年(筆者注:2016年)より明らかに人手が早い」という投稿が見られました。TwitterやInstagramは投稿時刻も確認できますので、当時の時間軸で検証できる点がメリットです。

なお、当日発売分の指定席を購入できる場所は競馬場によって異なります。一度も訪れたことのない競馬場の場合は購入難易度が高まりますので、念入りにチェックしておきたいですね。中山競馬場の場合は、荷桁勇矢さまが更新されているブログ「そこに競馬があるから」の記事「中山競馬場 その24 〜中山競馬場 指定席〜」が大変勉強になりました。しかも、参考ケースとして中山大障害当日の様子を紹介されているので、イメージトレーニングするにはうってつけでした(この場を借りてお礼申し上げます…当日に並ぶモチベーションが刺激されました)。

追記:なお、中山競馬場は2018年9月より指定席の名称および座席数等が変更されています(荷桁さま ご指摘ありがとうございました!)。それまでの雑誌やエッセイ、WebやTwitter情報などは、競馬場レポートで表記されている「3階キングシート」「4階A指定席」「ゴンドラ席」などは、新名称との対応を調査のうえ競馬場へ行きたいですね。

参照:中山競馬場指定席リニューアルのお知らせ【第4回中山競馬から】画像
画像引用:JRA 中山競馬場「お知らせ」中山競馬場指定席リニューアルのお知らせ【第4回中山競馬から】 http://www.jra.go.jp/facilities/race/nakayama/news/20180407.html

○A-Seat(現 3階A指定席)について、ネット予約席が416席(+272席)となります。
○V-Seat(現 4階A指定席)について、ネット予約席が852席(+210席)となります。
○K-Seat(現 キングシート)について、ネット予約席を168席新設いたします。
○G-Seat(現 ゴンドラ席)について、ネット予約席が456席(+96席)となります。なお、ゴンドラ2階席は全て当日発売からネット予約へと変更いたします。
○車椅子席について、ネット予約席を4席新設いたします。 
○B-Seat(現 3階B指定席)・K-Seat【+i】(現 キングシート【+i】)・ボックスシート(現 ナッキーボックス【+i】)の発売方法および席数に変更はございません。

中山競馬場指定席リニューアルのお知らせ【第4回中山競馬から】 http://www.jra.go.jp/facilities/race/nakayama/news/20180407.html

※ここからは完全な余談

そもそも、中山大障害(J・G1)が通常の開催日と同様に先着順で予約できるというのが苦しい…!

オジュウとアップの戦いを目にした方なら、絶対に今年も見たいと思うでしょうし、引退した林満明騎手やアップ、有馬へ向かったオジュウの障害競走主戦騎手である石神深一騎手のファンの方々も、叶うならばなんとか現地で応援したい!と思うでしょう。

オジュウチョウサンとアップトゥデイトという双璧により、芝とダートの平地競走だけでなく、障害競走にも注目が集まった2018年です。オジュウとアップはもちろん、ルペールノエル、ニホンピロバロン、タマモプラネット、サンレイデューク、シンキングダンサー、マイネルクロップ、テイエムオペラドン…アスターサムソン、ヨカグラ、サムライフォンテン、コンコード、エルゼロ…ゴールドバンカー、シゲルピーマン、タイセイドリーム…(とにかく好きな障害馬が多いので順不同…もっとたくさん書きたいけど…)…多くの障害出走馬が強くしなやかに飛越する姿に、感動した方も多いはずです。そういった方にとっては、暮れの一大イベント「中山大障害」は、是が非でも気になる大レースだと思うのです。

だからといって、先着順をやめて抽選式にしてくれ〜!という気もないですが(抽選式も賛否両論)、今後、ますます中山大障害の指定席取り合戦は熾烈を極めていくような気がした一日でした。

らく@staff
  • らく@staff
  • 競馬、温泉、落語と講談が大好きな地方暮らし。個人の趣味サイト「くらしのおたより」を運営しています。サイト内の写真・文章の引用については「はじめに」をご覧ください。https://lifestyle-area.com/2017/04/14/hello-world/

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