オジュウ、ドバイへ?!報道を読み比べ…実現可能性を検討
オジュウチョウサンの2019年次走情報が入ってきました。なんとドバイのメイダン競技場で2019年3月30日に行われるドバイ国際競走(Dubai World Cup)のうち、芝2,410メートルの「ドバイシーマクラシック(Dubai Sheema Classic)(G1)」と芝3,200メートルの「ドバイゴールドカップ(Dubai Gold Cup)(G2)」に予備登録したとのことです。スポーツ報知、スポニチアネックス、日刊スポーツ(極ウマ)が報じています。
スポーツ報知「オジュウチョウサンがドバイ国際競走2レースに予備登録」
スポーツ報知が2019年1月10日18時19分に報じた内容では、オジュウがシーマクラシックとゴールドカップの2レースに予備登録したことが1月10日にわかったとのことです。速報として必要最低限の情報を配信するに留まっていますが、和田正一郎調教師のコメントも含め、先日報道のあったダイヤモンドステークスへの出走可能性についても触れています。
スポニチアネックス「オジュウチョウサン ドバイ国際競走に予備登録 和田正師『今後の選択肢の一つ』
スポニチアネックスは2019年1月10日16:06に記事を掲載しました。速報のみならず、オジュウのこれまでの戦績や実現可能性について言及しており、スポーツ報知と日刊スポーツに比べると詳報です。16:06に掲載し、そのあと更新したために記事内容が濃いのかどうかはわかりませんが、1月11日0:19にアクセスした時点では記事として最も参考にできました。和田調教師のコメントも掲載しています。
日刊スポーツ(極ウマ)「オジュウチョウサン、ドバイ2競走に予備登録」
日刊スポーツは自社サイト「極ウマ」内で2019年01月10日18時26分に記事を掲載しました。速報の意味合いが高く、和田調教師コメントなしで2競争に登録したことのみを報じています。
以上より、掲載日時が早かったのはスポニチアネックス、スポーツ報知、日刊スポーツの順でした。内容が最も充実しているのはスポニチアネックスです。同時に、オジュウの出走実現可能性について、スポニチアネックスはシーマクラシックは可能性薄、ゴールドカップは「選出される可能性は十分ある」としています。
TwitterやFacebook、競馬情報サイト「netkeiba.com」でも実現可能性が議論されています。どの場でも「出走馬が手薄になるゴールドカップなら可能性あり」「ステイゴールドがシーマクラシックがG2だった時代に勝ってる(からオーナーが登録した)」とする意見や、「8歳だから国内で無事に活躍させてほしい」「オジュウのコンディションを優先してほしい」と心配するコメントが見受けられます。
2月のダイヤモンドステークスの結果を見てからドバイへ行くかどうかを決めることになるのでしょうか。国内平地だけでなく、海外出走も視野に入ってくるとは、2019年もオジュウから目が離せそうにありませんね。
海外「US Racing」特設ページ開設
アメリカ国内の競売情報やオッズ情報を配信するWebサイト「US Racing」は、早くもドバイワールドカップに関する特設ページを開設しています。その中に、オジュウチョウサン(Oju Chosan)」の名が見られます。
日本人の我々に馴染み深い小数点表示(デシマルオッズ)と異なり、フラクショナルオッズとアメリカンオッズによる表示のため少々見づらいですが、アクセスした1月11日時点では16倍にあたる数値が見られます(+1600 アメリカン表記)。海外のオッズ表記については、カジノおよびスポーツベッティング情報を扱うWebサイト「ピナクル」が詳しく説明しているのを参考にさせていただきました。
しかしながら、これがドバイワールドカップのどのレースのオッズを指すものなのか、筆者には知識・英語力が不足しており、理解できず…。どのレースの、どういった意味でのオッズなのか、研究を深めていきたいと思っています。今後、国内外の情報をチェックしていきます。