ギャラリー フェイク35巻が出ていた
2021年1月3日
2021年になりました。今年もよろしくお願いします。
新年に大型の本屋さんに行きましたところ、なんと『ギャラリー フェイク』35巻が出ていました!しかも完全最新作とな。第1巻の『傷ついた「ひまわり」』が出版されたのは1992年10月のことですから、28年も続く超大作アートコミックと言えるでしょう。
どうやら調べてみると、ビッグコミックで連載が復活している模様。コミック派の筆者は全く知りえない情報でしたので、書店での出会いは思いがけないサプライズとなりました。
中身は読んでのお楽しみ。2019年から2020年12月までの世相を反映した、社会派マンガとしての顔も覗く、読み応えバツグンの1冊でした(ネタバレになるので多くは書けないけど…、個人的には長沢芦雪作品が出てきたのが嬉しかった)。
西洋画、日本画、骨董品や古文書、秘宝まで、この世のお宝や美術作品を扱った美術マンガ。登場人物が魅力的なのはもちろん、ヒロイン・サラちゃんのフジタへの一途な思いを応援したくなることも。ずーっと読み続けたいマンガです。
2020年は井上雄彦さんの『リアル』最新刊も出ましたね。年末年始休みは終わりますが、3連休や休日を使って、じっくり1巻から読み直したいものです。